2年生の海外研修旅行を実施しました
2025年5月27日 16時50分 5月18日(日)から22日(木)にかけて、2年生の海外研修旅行を実施しました。行き先はベトナムです。旅行委員を中心に、生徒たちが長い時間をかけて準備した研修旅行です。おもな訪問先は下記の通りです。
◆1日目
・中央郵便局
・ビテスコフィナンシャルタワー
現代ホーチミン市のシンボルとも言える2カ所の訪問から幕開けしました。タワー展望台からの眺望で、生徒たちはホーチミン市のめざましい発展を見て、驚きとともに都市開発の現状を学びました。
◆2日目
・選択訪問A(送り出し機関・孤児院・ビンズン新都市)
・統一会堂
・戦争証跡博物館
選択訪問Aでは、日本に働きに出る人のための送り出し機関や孤児院で現地の人びとと交流する中でベトナムの現状を実際に感じ取りました。ビンズン新都市では日本の企業が進める都市開発について学びました。
統一会堂と戦争証跡博物館では、ベトナム戦争の現場と展示を見て、実際の証跡から戦争の悲惨さとその後の現代の発展につながる過程を学びました。
◆3日目
・ホーチミン市師範大学との交流、B&S
・ディナークルーズ
大学生との交流は、両国の遊びを通じて文化交流を深めました。B&S(Brothers&Sisters)では、大学生とともに街歩きをしてホーチミン市での生活を体験しました。
ディナークルーズでは、船から見える川沿いのイルミネーションに包まれながら、生徒が準備したさまざまなレクリエーションを実施し、大いに盛り上がりました。
◆4日目
・選択訪問B(カンザーマングローブ・カカオ農園・ピザフォーピース)
選択訪問Bでは、ベトナム戦争を含む歴史との関わりが深い3カ所でそれぞれ学びを深めました。カンザーマングローブは戦時でゲリラ戦や枯葉剤の影響を受けつつ、戦後50年後の今では大森林の姿が蘇っていて、生徒たちはその歴史的な流れに想いを馳せていました。
最後におみやげを購入した後、帰国の途につきました。
ベトナムは雨季でしたが全般を通して天候に恵まれ、ほぼ雨に遭わずに予定通りの行程を実施できました。生徒たちは、ベトナムの人びととの交流やさまざまな体験を通じて、文化や社会経済の日本との違いに大変驚き、ものの見方・考え方の視野を大きく広げる貴重な学びを得ることができました。