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現代の国語の授業でAIの活用について議論をしました

2025年6月18日 08時30分
授業紹介

 本校の教育方針のひとつに「創造探究」~課題と向き合い、未来型の思考・行動を高める~というものがあり、未知の領域に怯まず、考え、行動し、飛躍することができるグローバル・リーダーの育成に教科の授業でも積極的に取り組んでいます。
 現代の国語の授業では、6月10日(火)読売新聞の「『生成文』で大学入試」、6月14日(火)日本経済新聞掲載のAI研究の大家ジェフリー・ヒントン氏(2024年ノーベル賞受賞・ロンドン大学名誉教授)とヤン・ルカン氏(メタ社・AIチーフサイエンティスト)の異なる見解の整理、6月13日(金)「AI社会変革でGDP4位・50年後の日本、日経センター予測」など、AIに関係する多くの新聞記事をグループで要約・整理・分析・発表をする探究的な活動に取り組みました。社会変化が年々加速するなか、自分事としてとらえて、真剣に活動をすることができました。そして、少子高齢化・格差社会・気候変動など、多くの社会課題とも結びつけながら、AIを日本社会で活用する手立て・課題をまとめることができました。さらに、記事を読んで、これからを生きるうえでどのような取り組みが必要なのかについても考えることで、思考力・判断力・表現力を養いました。
 今回の授業のまとめとして、下記2点を伝えました。
⑴ 情報収集する際は、さまざまな媒体を用いることや異なる意見に耳を傾けることの重要性 
⑵ 変化し続ける情報を追い続ける重要性
 困難な課題についてチームで考え抜き、社会人としても自主・自立できる資質・能力を、高校生活全体で身につけてほしいと考えています。
250618現代の国語