前期教育実習が始まりました
2025年5月31日 10時00分 5月30日㈮~6月18日㈬、大阪教育大学教育協働学科と本校卒業生の学生が3週間の教育実習に励みます。実習生は、実習開始前に事前指導を受け、そのうえで個別に打ち合わせをおこない、さらに初日は副校長・各分掌・委員会の先生方からのオリエンテーションを受けたうえで教育実習に臨んでいます。 実習期間中も、教育実習主任・教科の指導教員・ホームルームの指導教員の指導・サポートのうえ、入念な教材研究と準備のうえで授業や教育活動に取り組んでもらっています。オリエンテーションのはじめに、副校長先生からは、附属高校の使命や教育目標・平野校舎の特色に加え、教育の現状と課題、そのために求められる教員の資質・能力(下記の3つ)についてのお話がありました。
(1)教職に対する責任感、探究力、教職生活全体を通じて自主的に学び続ける力
(2)専門職としての高度な知識・技能
(3)総合的な人間力
上記3点は、社会変化に対応するために、社会人としても大事なことであり、ぜひ教育実習期間中に心に留めておいてほしいと思います。 期間中は、実習生のみならず生徒・指導する教員にも学びや気づきがたくさんあり、一層活気が溢れます。生徒は普段、課題研究に取り組んでいますが、大学で卒業論文執筆にむけて研究をしている実習生にアドバイスをもらうなど、教科の授業以外でも交流を深めていきます。そして、本校では平野五校園(附属幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)連携型教育実習を推進しています。高校以外の校種の学校へ行き、他校種の教育活動を見学するという特色のある機会を設けています。
教育実習生の皆さんには附属高校、そして平野校舎でしかできない経験をしてもらい、教職の魅力を実感してもらいたいと考えています。