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救命救急講習会(生徒・教職員対象)を開催しました

2025年7月15日 15時20分
学校行事

 7月14日(月)午後、生徒および教職員対象の救命救急講習会をそれぞれ開催いたしました。大阪市消防局の方々にも多数ご来校いただき、講習会の講師およびご指導を賜りました。
 講習会の前半、保健委員が次の3つの説明(①運動時の水分補給法 ②屋内活動の際の危険性 ③熱中症警戒アラートについて)をおこない、スライドを活用してわかりやすくプレゼンテーションを生徒自身でしてくれました。
 後半は、大阪市消防局の方による講習を実施いただきました。生徒のプレゼンテーションへのご講評をいただき、20年以上の救急隊での豊富なご経験を踏まえて、大変多岐にわたる事柄を丁寧に、具体的かつ実践的にご教示いただきました。
■救命救急の必要性 
■大阪市・平野区の救急車の搬送状況 
■救急行政の現状 
■心臓突然死の特徴
■AEDの目的と方法 
■胸骨圧迫・心臓マッサージの目的と方法
■熱中症の恐ろしさと具体的な方策・対策 
 講習会では、本校卒業の医療の最前線でご活躍される医師の方をご紹介いただいたうえで、「倒れていたら声をかける勇気」・「呼吸を確認する勇気」・「助けようとする気持ち」が重要ということばを伝えていただきました。生徒も教職員も全員が真剣に講習会へ参加することができました。
 その後、教職員対象の救命救急講習会では、「やり方が分からない人に教えながら行う想定」・「授業中、教室で生徒が倒れた想定」・「体育の授業中、球技・プールで生徒が倒れた想定」や「周囲の生徒たちへの声かけ・配慮」等、さまざまな具体的な想定のもと、練習・訓練を行いました。
 日本では年間約7万人以上の人が「心臓突然死」により亡くなっているといわれています(大阪市消防局 救急部 救急課HPより)。いつでも、どこでも応急手当・初期対応ができるよう、生徒も教職員も日ごろから備える重要性を改めて再認識する機会となりました。お忙しいなか救命救急講習会へお越しいただいた大阪市消防局の皆さまには、改めてお礼申しあげます。(当日は消防車で学校へお越しいただき、生徒も教職員も本物の消防車を間近に見ることもできました)
250714救命救急