出発は、マングローブ組を筆頭に、ロンドウック工業団地組⇒送り出し機関組⇒ピザフォーピース組と順に出発。 私は「送り出し機関」に同行。個人的にも、ここ数年日本で働くベトナム人の方が増えていることと、皆さんが日本語や日本文化をどのように理解し、身につけるのかが気になっていたのでありがたい。
予定通り到着し、バスを降りると、待っていたのは生徒の皆さんの熱い、熱い歓迎!国旗を振りながら、笑顔で挨拶してくれる。こちらは生徒に、「きちんとした人材養成機関なので、服装も態度もきちんとしておきなさい」と指導していたので、こんな明るく歓迎していただけるとは思わなかった。嬉しい誤算で、そのままセレモニーへ。学校代表挨拶のため、一応、英語での挨拶を準備していたが、司会の方も生徒の皆さんも「こんにちは!」と日本語で挨拶してくれるし、そもそもここは日本で働くことを希望され、日本語を勉強している場所なので、日本語で話す方がこの機関の趣旨と合致し、学ぶ彼らのためにもなると思い、日本語で挨拶をした。しっかりと目を見て聞いてくれた。
その後の交流タイムでは、丁寧な施設見学や深く交流するために全体ではなく、グループを分けてくれるなど、おもてなしの心を感じた。こちらの代表生徒も附属平野の教育方針や学校行事、施設の説明など、母校愛のこもったプレゼンをしてくれた。折り紙の交流など、一人ひとり日本語でとても濃い交流の時間を過ごした。
ロンドウック工業団地組も、双日ベトナム社と双日インフラの見学、交流を行い、非常に意義のある時間だったと報告を受けた。ピザフォーピース組は、工場見学とピザの試食。ベトナム料理が続くなか、ちょっとしたアクセントに「なったようだ。マングローブ組は、スコールにあったようで心配したが、雨除けの屋根があったので、直接被害にあうことはなかったようで、無事行程を終えたとのこと。4者4様の活動で、今晩はそれぞれのエピソードに花が咲くのだろう。
と、各プログラムは以上だが、本日はそれらの活動に加え、戦争に関連する施設見学もあった。一つは「統一会堂」。「統一会堂」とは、かつての南ベトナム大統領官邸(Independence Palace)。1975年のサイゴン陥落(ベトナム戦争終結)の舞台となった歴史的な場所で、当時の様子がそのまま保存されている。当時輝いていた公室の立派な様子とプライベートの生活空間がまだそこにあった。
さらに、戦争の悲惨さを訴える「戦争証跡博物館」を見学した。同じような博物館には、日本の「原爆記念館」があるが、この「戦争証跡博物館」もそれに匹敵するほどの資料とりアルさで、あまりにも悲惨な状況を切り取った写真や武器、そして戦車、戦闘機などの展示に、当時の状況が正確に伝わってくる。私は当時10歳ということもあり、生きている間の戦争の真実を知る良い機会と思っていたし、バスガイドさんの説明に『ベトちゃんドクちゃん』(1981年生まれ)という言葉が出た時は当時の衝撃がよみがえったが、平成に生まれた生徒たちは、まだその頃には生まれておらず、知らないものもいた。そういう意味では、この研修旅行で戦争の真実を自分の目で見られたことはとても貴重な時間であったと思う。
本日も、実に濃い一日であった。当たり前だが、戦争を二度と起こさないために、誰もが大人として、語り継ぐ義務はあると思う。正しく知ること。Hey!Yah!HIRAKOSEI!
楽しさの 中にも光る 学びあり
※写真は、統一会堂2枚⇒ピザフォーピース組⇒送り出し機関組⇒カンザーマングローブ組⇒ロンドウック工業団地組





