部 活 動
9月27日(土)、ヤンマースタジアム長居で行われた大阪高等学校第3,4地区第3回記録会において、本校から1年生男子2名が100mに出場しました。高校に入学してから初めての公式レースとなり、緊張感のある中での挑戦でした。
この記録会は、上位大会を目指すハイレベルな選手から、初めて公式戦に臨む選手まで幅広く出場する大会であり、本戦とは異なる「チャレンジの場」となっています。結果は、一人目が11秒93 を記録し自己ベストを更新。もう一人も12秒65と健闘しました。
夏の本場に比べて暑さも和らぎ、これからはいよいよ「スポーツの秋」。自己記録更新を重ねながら、上位大会への挑戦に向けて努力を続けるとともに、体育祭での活躍にも期待しています。
WWL
9月27日(土)、大阪教育大学などの留学生やALTとともに、『大阪・関西万博パビリオンツアー ~留学生と行く異文化体験~』を実施しました。関西地区のWWLを束ねる大阪教育大学地域ALネットワーク関西ブロックのプログラムとして実施し、本校以外に大阪府立今宮高等学校・大阪府立寝屋川高等学校・大阪府立八尾高等学校・大阪国際中学校高等学校の5校合わせて45名の生徒が参加しました。
大阪メトロ中央線夢洲駅に集合した後、4グループに分かれて、インドネシア館・バングラデシュ館・マレーシア館の3つのパビリオンを巡りました。閉幕近くのため来場者が非常に多く、一部予定の変更がありましたが、留学生による英語の説明を聞きながら展示を見ることで、英語の学びにつながるとともに、各国の歴史・文化・発展を知る大変貴重な体験ができました。各校の生徒の間の交流も見られ、今後のWWLプログラムにもつながる意義深いものになりました。

課題研究
7月22日に万博会場で行われたQ1にて口頭発表を行った、「視覚障がい者の数学教育と空間図形を考える」をテーマにした探究活動班が、ABC放送から取材を受けました。
9月25日(木)放送のnewsおかえりの中で取り上げてもらえるそうです。5時前後とのことです。是非ご覧ください。
学校広報
大阪教育大学と大阪大学において、相互の交流と教育活動のさらなる発展を目的に、教育連携に関する協定を2025年7月17日に締結されました。
大阪教育大学附属高等学校と大阪大学は、高大連携活動の推進を目的に、2015年に連携協定を締結し、本校においては進路学習の一環として、2015年度より1~2年生が、毎年大阪大学を訪問しています。これまでは大学教員による模擬講義、大阪大学の学生による各学部の紹介を中心としたプログラムを連携して実施してまいりました。
本校が拠点校として実施している「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」においても、大阪大学と各種連携を行ってきましたが、これまでの連携活動を発展させるかたちで、今回の締結に至りました。連携内容の具体としては、大阪教育大学附属学校での探究学習への支援、大学の教育・研究に触れる機会の提供を通じた高校生等の学習意欲向上や進路選択支援の活動などについて、検討が進められています。
本校では、大学と連携した高度な学びを提供しています。本学大阪教育大学をはじめ、大阪大学、大阪公立大学など、最先端の研究をされている大学の先生方からさまざまなサポートを受けることができます。希望者は、大学と連携した「大学アドバンスセミナー」を受講することができます。引き続き、大学等と連携をさらに深めながら、子どもたちの可能性をしっかりと引き出し、伸ばしていくことができる環境を提供してまいります。
大阪教育大学ホームページ
『大阪教育大学と大阪大学が教育連携に関する協定を締結
ー両大学と附属学校で共に進歩する教育活動に向けてー』
大阪教育大学ホームページ 協定締結について
大阪大学ホームページ
スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 高大接続部 / 入試広報・入試開発部
『大阪教育大学附属平野校舎「大学訪問」』
大阪大学ホームページ 大学訪問について
課題研究
9月20日(土)2限~4限、2年生のグローバル探究Ⅱの中間発表をおこないました。2年生は合計31グループの研究班に分かれて、さまざまなテーマについて、探究を進めています。2・4限に、2年生同士で相互発表をおこない、3限には1年生に向けて発表をおこないました。
本校では、文系と理系の枠にとらわれず、身近な課題をイノベーティブな発想で解決する方法を見出して検証し、それをグローバルな課題解決にいかすという流れで研究を進めています。2年生は自分事として研究テーマをとらえ、今後の課題・計画も含めて、しっかりとした発表をしていました。1年生は先輩の研究を聞き、これからスタートする研究の参考になる貴重な経験となりました。

PTA活動
9月19日(金)昼休み、附属平野中学校および附属高等学校平野校舎のPTA会長さま・教育後援会理事長さまを来賓にお迎えし、正門のリニューアル・改修完成を記念して贈呈式を開催しました。朝晩は涼しくなってきましたが、まだ日中は暑さが残っており、ご多用のなか、お越しいただいた皆さまにはお礼申しあげます。
校舎主任からは、PTA・教育後援会の皆さまへの感謝のことば、学校の顔である正門の意味などについて、あいさつを申しあげました。PTA・教育後援会の代表の方からのあいさつでは、寄付に込めた思いや経緯、子どもたちへの願いをお話いただきました。その後、テープカットや記念プレートの除幕ののち、中高生徒代表の生徒がお礼のことばを述べました。
本事業にあたりましては、PTA・教育後援会の皆さまより心温まるご寄付を賜り、誠にありがとうございました。大変多くの方々のご支援により、正門はより安全で機能的なものへと生まれ変わりました。新しくなった正門は、毎日登下校する子どもたちを温かく迎え入れてくれる、そして附属平野中学校および附属高等学校平野校舎の“顔”としてふさわしい仕上がりとなりました。
皆様の日頃からのご理解とご協力、そして今回の改修工事に対するご厚意に、一同、心より感謝申しあげます。今後とも、子どもたちの安全と安心を第一に、より良い教育環境づくりに努めてまいります。

お知らせ
本年度の体育祭を、10/4(土)8:40~16:00、本校グラウンドにて開催いたします。雨天の場合、予備日10/5(日)に順延します。
入場は、在校生のご家族・友人、卒業生、附属平野中学生、学校見学希望の中学生とし、それ以外の方の入場はできません。ご家族の方は入構許可証をお持ちください。入場の人数や滞在時間の制限はありませんが、感染症対策のためにも体調不良の方は入場をご遠慮ください。感染症対策、熱中症対策を講じて行います。ご参観の皆様においてもご協力をお願いします。
なお、10/6(月)は代休のため、電話等の対応は致しかねますのでご了承ください。
教育研究
9月12日(金)、福井大学 教育・人文社会系部門 教員養成領域 教師教育講座 遠藤貴広先生にお越しいただき、授業視察の後、校内教員研修の講師を務めていただきました。
本校では、文部科学省指定WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)の拠点校としての取り組みに加え、教科における概念型探究について、研究を進めてまいりました。令和7年9月5日に中央教育審議会教育課程企画特別部会から出された論点整理(素案)等を読み込み、今までの教育研究・教育実践をふり返りながら、遠藤先生の専門的な助言のもと、議論を深めました。約10年ごとに改定される学習指導要領ですが、次の改訂へ向けて、実験的・先導的な教育研究の方向性について具体的にご指導いただきました。今回の研修をいかして、引き続き研究開発に一層努めてまいります。
本校では、11月1日(土)に平野五校園(幼・小・中・高・特別支援学校)と共同で研究発表会を開催いたします。教育関係の皆さまにおかれましては、ぜひお越しいただきますよう、ご案内申しあげます。なお、概要は下記のページにて公開しており、申し込み(Googleフォーム)を開始いたしております。お早めのお申し込みをお願いいたします。
五校園共同研究のページへ

授業紹介
9月6日(土)、武庫川女子大学環境共生学部の中西亜実先生をお招きして、2年理系生物を受講する生徒がPCR実習を受講しました。本校で保管している各種タンポポの種子から抽出したDNAを用いて、葉緑体DNAの領域をPCRで増幅し、アガロースゲル電気泳動をしてDNA断片の長さを見ることで、各種タンポポの由来を考えるという内容です。生徒たちは、マイクロピペット・マイクロチューブ・DNA泳動装置などの初めて見る器具を慎重に扱い、プライマー・DNAポリメラーゼなどの微量の溶液を混ぜたりアガロースゲルに載せたりするなど、教科書に登場するバイオテクノロジー分野の実験に興味深く取り組みました。

授業紹介
9月3日(水)、高校1年生・生物基礎の授業を、平野地区の他校園に来ている教育実習生へ授業公開を行いました。これは、五校園連携型教育実習の一環として実施しています。
「運動と体温」という単元で、心拍数・呼吸数・指先温度の3つが運動によって、どのように変化するか実験をおこないました。まず班で予想をたて、記録係・計時係・測定係・被験者の役割分担をおこない、運動前・直後・1~5分後の変化を調べました。
先生の説明のあと、実験の予想を班で考え、見通しをもって大変意欲的に観察・実験を行うことができていました。1時間で、高校生が理科の「見方・考え方」を働かせて、試行錯誤をしながらも探究をしている姿を見ることができました。生徒にとっても、授業見学をした教育実習生の皆さんにとっても、発見のある時間となりました。

お知らせ
今年度に実施する、令和8年度入学試験・生徒募集要項を公開しました。
下記のページをご覧ください。
入学試験
学校行事
9月1日(月)、体育祭の応援団結団式を行いました。
各学年1組の赤団、2組の黄団、3組の青団の演舞とチアの団長・副団長・顧問の先生方からあいさつがありました。この後、10月4日(土)体育祭本番にかけて、演舞とチアの練習を中心に行い、体育祭で成果を披露します。伝統ある応援団の披露は、先輩から長年受け継がれ、迫力ある応援披露には定評があります。また、毎年体育祭に彩りを与え、観客も応援団の団員も一体となり、感動的な時間となります。
応援団全体を担当される先生からは、注意事項に加えて、「学校の体育祭を盛り上げ、巻き込める応援団」・「仲間として助け合える応援団」・「やり切れる応援団」について、応援団に期待すること・応援メッセージがありました。
体育祭は、体育委員会の生徒が中心となって企画から運営まで担当します。応援団の運営も、課題解決のために自分たちで考えて行動することで、自主自立の力が育まれます。まだまだ暑い日が続きますので、熱中症対策・安全対策を徹底し、顧問の先生方のサポートのもと、成長ある体育祭・応援団となってほしいと思います。

部 活 動
8/4(月)~6(水)、ハンドボール部(生徒数19名)が福井市美山トレーニングセンターにて部活動合宿を実施しました。朝から夕方まで熱心にトレーニングや練習に取り組みました。夜には合宿所で練習内容を自分たちで話し合って考えたり、ハンドボールのゲームの基本を見直したりし、翌日の練習に生かしていました。練習やミーティングだけでなく、合宿をとおして生活を共にすることで技能面だけでなく、チームの仲が深まり、心身ともに充実した合宿となりました。

教育研究
8月26日(水)放課後、第2回五校園共同研究集会・協議会を実施しました。大阪教育大学附属学校園平野地区に所在する五校園(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)の教職員が一堂に会して、「課題設定能力」・「主体性コモンルーブリック」などをキーワードとして、各校園の研究の進捗状況について発表・交流をおこないました。本校では、最新の教育動向をふまえ、研究成果を生徒の皆さんや地域へ還元できるよう、日ごろから授業力向上・研鑽に努めています。
当日は平野地区の教職員以外に、五校園連合会・大学の先生方にもお越しいただき、研究に参画・助言をいただきました。研究にご支援をいただいている皆さまにお礼を申し上げます。11月1日(土)には、「大阪教育大学 平野五校園 共同研究集会」を開催いたします。教育関係者の皆さまには公開授業や実践発表を ご覧いただき、忌憚のないご意見をいただけると幸甚に存じます。
