教育研究
今年度の『五校園共同研究発表会(兼 探究学習研修会)』の参加申込を開始しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。
五校園共同研究のページへ
【開催日時】
2025年11月1日(土)8:15〜16:15 (受付7:45〜)
【参加資格】
本研究会は,教育関係者(教職志望学生を含む)を対象としたものです。これ以外の方はお申込みをご遠慮ください。本研究会は参加費 無料 となっております。申込締切日時は10月30日(木)17:00となります。これを過ぎますと一切の申し込みはできませんので,ご了承ください。なお,お申し込みが定員に達しましたら,予定より早く受付を終了する場合がございます。お早めにお申し込みください。
課題研究
8月6日(水)、1年生と3年生の希望者を対象に、神戸市ポートアイランドにてUCCコーヒー博物館訪問を実施しました。この博物館は来年夏の全面改修に向けて休館中ですが、今回は予約団体へのセミナーとして実施頂きました。世界初の缶コーヒーが1970年大阪万博を期に日本中に広まったなどの歴史の話から、コーヒーの木の栽培や収穫、コーヒー鑑定、焙煎の方法、抽出の技術まで、多種多様なコーヒーにまつわるお話を館長さんからして頂き、生徒たちはいろいろ体験しながらしっかりと傾聴していました。その後、生徒たちが進めているコーヒー残渣を活用した水の浄化に関する探究活動について、UCCの研究者の方から直接ご意見を頂き、今後の探究を深める大変貴重な機会となりました。

学校安全
安全で安心できる学校づくりの取り組みの一環として、大学と消防署と連携して、心肺蘇生等の応急手当に係る「応急手当普及員」の資格取得と救命救急の普及を推進しています。
本年8月、新たに本校教諭4名が応急手当普及員の資格取得することになります。夏季休業期間中、合計3日間の講習を受講し、普及啓発制度・応急手当にかかわる基礎・感染症対策などの幅広い知識・技術習得に励みました。そして、消防署の方々の指導・監督のもと筆記試験・実技試験を受け、認定証が交付されました。本校では、7月15日(火)に消防署と連携して、生徒・教員対象の救命救急講習会を開催しましたが、応急手当普及をさらに進めるため、積極的に資格を取得し、知識・技術のアップデートに取り組んでいます。本校では、養護教諭・保健体育科教諭以外に、国語・地歴公民・数学・理科・英語科に有資格者の教諭が在籍しています。
引き続き、地域・関係機関・PTAの方々と協力して、安全教育・安全管理・組織活動に一層取り組んでまいります。
学校行事
7月27日(日)〜31日(木)、1年生希望者を対象として、4泊5日の沖縄体験学習を実施しました。この行事は沖縄県の伊平屋島で本校が長年実施している独自のプログラムです。
初日は熱帯低気圧の影響で那覇空港への着陸が遅れ、2日目は台風による悪天候の影響を受け、4日目と5日目は地震による津波注意報の影響を受け、予定していたプログラムの一部が変更となり、かなりイレギュラーな動きが多い体験学習となりました。できることが制限された状況の中であっても、生徒たちは自分たちでできることを主体的に考え、海水浴、サイクリング、魚釣り、天体観測、ドッヂビー、スイカ割り、花火などを全力で楽しみました。特に今年は、多数の生徒が魚釣りで早朝・昼間・夜間の長時間に渡りじっくり海と向き合う姿と、イレギュラーな予定変更が多発したトラブルにも負けずに前向きにできることを考えて全力で楽しむ姿がとにかく印象的で、本校の特色である「自主自立」を色濃く体現した体験学習となりました。もちろん島の大きな魅力である「伊平屋ブルー」に輝く美しい海を活用したカヤック体験とシュノーケリング体験も存分に楽しみました。伊平屋島の方々との触れ合いも多く、美味しいごはんを毎食ご用意頂いたり、島の子どもたちと一緒にバレーボールやモルックで遊んだり、青年団の方々に伝統舞踊のエイサーを披露して頂いたり、生徒たちはたくさんの思い出を作るとともに、それぞれが大きく成長できました。総合型地域スポーツクラブ「ひらの倶楽部」のご支援により、スクールサポーターとして本校卒業生の金さまにもお手伝い頂きました。
伊平屋島は、沖縄本島の本部半島から北に約40km離れたところに位置し、伊丹空港からは飛行機・バス・村営フェリーを乗り継いで片道9時間程度かけて移動する必要がある離島です。学校所在地の大阪、そして沖縄本島とも異なる環境で、公民館や民家をベースとした宿泊施設をお借りして、主に自転車で島内を移動し、海と山の大自然を満喫できる体験は伊平屋島ならではであり、長い時間をかけて来訪する価値は十二分にあります。本体験学習は今回20回目となる節目の年であり、伊平屋村役場の広報担当の方による広報誌掲載のための取材も受けました。他の遠方の学校も伊平屋島での宿泊学習を実施していますが、本校は20回という非常に長い関係を築いているため、「島内外の他の方にも広く本校のことをもっと知ってほしい」というお世話になっている現地の方のお話も取材の中でお伺いすることができました。本校が本当にたくさんの方に支えられながら、多種多様な学びのプログラムを実施できていることをさまざまな場面で実感できました。

施設紹介
7月26日(土)からオーストラリア語学研修、27日(日)から沖縄体験学習のため、希望生徒は大阪から旅立ちました。日々の様子は、LEBER(家庭と学校をつなぐ連絡通信アプリ)等にて随時配信しておりますので、保護者の方はぜひご確認ください。後日、学校ブログにて、ダイジェスト版としてお伝えいたします。
今週も、3年生を中心に学校では多くの講習・補習・質問受け・添削指導などが実施され、1・2年生も自習等で登校する姿を見ることができます。「自習」は、家庭や図書館、塾・予備校、最近だとカフェなどでもできますが、なぜ、夏休み中も平野校舎で自習をするのか、登校した生徒に聞いてみたり、様子を詳しく見てみたりしてみました。学校説明会や進学フェアなどでは、ご紹介しきれていない、高校生目線の細やかな本校の魅力も含まれておりますので、この機会に写真と共にご紹介をしたいと思います。
(1)丁寧に勉強を教えてくれる先生がいる
問題の解き方だけではなく、日々の学習方法や計画の立て方、高校での学習が大学の学びとどのようにつながるか等、専門性の高い先生が丁寧に指導してくれます。本校の教員は、大学・大学院で教科のことを専門的に学んでいる先生が多く、教科の魅力についても教えることができます。『全国大学入試問題正解』や全国の大学の過去問題集も自由に閲覧でき、学習に必要な最適環境がそろっています。
(2)学習に集中できる環境が充実している
冷房完備なのはもちろんのこと、速度が速いWi-Fiが整備され、ICT・クロムブック・タブレット等を活用した学習にも対応し、動画もスムーズに再生することが可能です。また、平野ルームなどには、カフェのように充電コンセント(PC用電源およびUSB電源両方)も完備されているので安心です。さらに、3年生全教室には高性能空気清浄機Airdogも設置され、感染症対策はもちろんのこと、空気の快適さにも着目しています。
(3)大阪市中心部・駅が近いのに緑が溢れている
本校は、大阪メトロ(地下鉄)・JRなど、交通アクセスの利便性が高いのですが、中庭やPTAの方々が整備していただいた植栽等がたくさんあり、緑がたくさんあります。中庭には、50周年記念で設置いただいたステージ・オープンスペースがあります。勉強の合間に季節の花々や緑を見ることでリフレッシュができ、風が吹き抜け、自然とエネルギーがチャージされていることと思います。
以上のように、自習スペースも教室・ひらのルーム・図書室のオープンスペースやブース型自習スペースなど、複数用意されており、ひとりで集中したいときや誰かに教えてもらいたいときなど気分にあわせて選択が可能です。壁一面に貼られたホワイトボードで、教え合いをすることもできます。終業式に、校舎主任の石橋先生から「テーマをもって過ごす」というお話のなかで「近現代文学を読破することも良い」ということを述べられていました。本校の図書館の蔵書数は高等学校としては非常に多く、ジャンルも多岐にわたり、生徒・保護者の方のリクエストも受け付けています。図書館には、専門の司書さんが開館時、常駐しております。是非、夏休み中も利用してみてください(終業式配付の「夏休みの心得」をご覧いただき、夏休み中の学校閉校期間等にはご注意ください)。

WWL
今年も、大阪教育大学に在籍する国費留学生である「教員研修留学生(母国では中学・高校の教員)」6人が参加し、水曜日の放課後、1年生を対象に英語でグローバルイシューを考え、学ぶ活動を開始しました。
今年は、インド、インドネシア、マレーシア、ガーナ、モロッコの中学・高校の教員である留学生が参加しています。皆さん、学校の先生としてのキャリアも長く、日本の高校生と親しくなる術も心得て、お互いに初めての交流を楽しみました。
また、6月21日に実施された「文化祭」にも4人が参加して、イングリッシュサロンに参加している生徒の案内で、日本の高校の文化祭を興味深く体験しました。担当した生徒にとっても、海外の先生に文化祭について教えるという、初めての異文化チャレンジの場でしたが、笑顔の絶えない楽しい経験になりました。
“English Salon" 2025 has started! Once again this year, 6 teacher-trainee international students who are government-sponsored international students enrolled at Osaka Kyoiku University (all are junior/senior high school teachers in their home countries) participated in the English Salon program in June.
The activities are to think and learn about global issues with these international students in English for Hirano first-year students on Wednesdays after school.
This year, these international students are from India, Indonesia, Malaysia, Ghana, and Morocco. They all have long careers as school teachers and know how to be friendly with Japanese senior high school students well, and they both enjoyed their first exchange with each other. Four of them also participated in the “Cultural Festival” held on June 21. Guided by students participating in the English Salon, they had an interesting first encounter to a Japanese high school cultural festival.
For the students in charge of the event, it was their first cross-cultural challenge to teach these overseas teachers about what is the cultural festival. It surely become an enjoyable experience for both of them as we found many smiles on their faces during their time together.

インドの紹介をするミシュラ先生

インドネシアについて話すエスティ先生

笑顔を連れてくるマレーシアのシティ先生

モロッコのお話を聞くグループ
施設紹介
本校の教育環境をより一層充実させ、安全で安心な学校作りのために、夏季休業期間中の7月25日(金)から8月18日(月)(予定)の期間、正門のリニューアル工事を行っています。これはPTA・教育後援会の方々のご支援により実現しました。厚くお礼申しあげます。工事期間中、北門(下記の地図参照)を利用していただくことになります。なお、正門のインターフォンは、工事期間中もご利用いただけます。
工事期間中、ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。なお、天候等により工事期間が変更となることもございます。あらかじめご了承ください。これからも、子どもたちを取り巻く環境を安全に整えるために、PTA・関係機関の方々と協力して進めてまいります。


授業紹介
1学期は終わりましたが、夏の本格的な学びがスタートしています。今日も、朝から基礎力充実・入試対策を目的とした講習や補習に参加する生徒が元気に登校していました。また、自習のためにひらのルームや図書室を利用する生徒もいました。冷房が完備され、質問に答えてくれる先生、そして共に目標へ向かう仲間がおり、参考書・雑誌類も充実している学校を、ぜひ夏休み中も有効に利活用してください。
三者面談で配付される「2025年度 進路指導資料」には、先輩からの助言をはじめ、本校の長年の入試データがたくさんつまっています。ぜひ、受験生の皆さんはもちろんのこと、1・2年生のみなさんも夏休み中に読んでみてください。きっと、皆さんのモチベーションアップにつながることと思います。

課題研究
7月21日(月)、大阪・関西万博EXPOホール「シャインハット」にて、「Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~」(ABCテレビ主催、経済産業省・文部科学省等後援)2025年大会ベスト8に選ばれた高校生による探究発表がおこなわれました。総合的な探究の時間「グローバル探究」の授業において課題研究をおこなった本校3年生の生徒たちが見事出場し、1~3年生の希望生徒が応援・観覧に万博会場へ駆けつけました。会場には、研究にご協力いただいた皆さまにも暑いなかお越しいただき、心からお礼申しあげます。
審査には各界の有識者たちが集結し、超ハイレベルな「知の甲子園」といわれています。審査基準は「未来を、世界を変えてくれる探究であったか?」というもので、4つのポイントが挙げられています。
①「主体性」そもそもなぜ疑問を抱いたのか?なぜ好奇心が沸いたのか?
②「着眼点」過去に行われた研究や実例が土台や背景となった上で探究のオリジナル性があるかどうか?
③「論理性」探究する手法・アプローチがテーマに沿って適切で、実験やデータ分析をもとに論理的・具体的に深められているか?
④「アウトリーチ力」言葉の定義や概念があいまいなまま説明されていないかどうか?
上記は、本校の探究学習の指導でも重視していることと重なり、観覧した生徒もとても参考になったと思います。平野校舎は小規模の学校ですが、当日は世界の方々が集まる大きな舞台で、未来志向で大きな希望を見ている人々に与えることができる、堂々たる発表をしてくれました。きっと、20年・30年経っても、万博で発表をしたこと、万博で友人の発表を観覧したことは、貴重な思い出として皆さんの心の奥底に残っていることと思います。
観覧の前後には各国・企業のさまざまなパビリオンに訪れた生徒が多くおり、普段の学校生活では経験できない貴重な体験をすることができました。1つの会場で大阪にいながら、世界のホンモノに触れることができるのは稀有な機会です。会場では、多くの生徒が会場で見たり体験したりしたことをうれしそうに報告してくれる様子がとても印象的でした。高校1・2・3年の夏は、人生で1度きりです。そして、夏はまだはじまったばかりです。これからも、普段体験できないことへ臆することなくどんどん挑戦してほしいと思います。

進路指導
夏休みに入り、全学年、生徒・保護者・担任による三者面談が始まります。暑いなかですが、保護者のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。1学期の成績確認、学校と家庭での生活の情報共有、科目選択や大学受験などの進路相談を行い、夏休みや2学期のより良い過ごし方について考える時間をもたせていただいています。2学期末にも三者面談を行い、家庭と連携したきめ細やかな学習・生活・進路指導の充実を実践しています。
本校には進路相談室があり、進路指導主事が講習・授業や出張等ない限り、常駐しています。進路にかんする最新の情報誌・予備校から提供される入試動向等、書籍等も充実しています。三者面談にお越しの際、進路面の話で何かございましたらお尋ねください。

式典行事
7月18日(金)、1学期終業式を行いました。校舎主任・生徒指導部長・副校長の各先生方から、夏休みの過ごし方や1学期のふり返りについての講話・表彰伝達等がありました。校舎主任の石橋先生からは「テーマをもって過ごす」ことについてお話がありました。表彰伝達では、生徒会活動・探究活動・部活動等で成果を残した皆さんの紹介がありました。その後、教室に戻って1学期最後の大掃除をしました(大掃除は美化委員会の皆さん主導で行われ、右下の写真は美化倉庫で各分担場所へ清掃用具を貸し出す役割にあたっている皆さんです)。来週(7月22日㈫~)は、全学年三者面談を行い、生徒・保護者の方・担任の先生で、学校・家庭での様子、進路などについて情報を共有し、今後の学校生活にいかしていきます。
本日で1学期は終了しますが、明日からは皆さんそれぞれの夏の学びが本格的にスタートします。夏休みは、さまざまな研修(オーストラリア語学研修:7月26日(土)~8月10日(日)、沖縄体験学習:7月27日(日)~7月31日(木))や各種合宿(いずれも希望者対象)があり、1・2年生は体育祭の準備や部活動、3年生は勉強・講習のために登校します。なお、8月12日(火)~15日(金)は学校閉校期間となりますので、留守番電話のメッセージをご利用いただくなどして、学校へのお電話や御来訪の際はあらかじめご留意ください。
2学期始業式は8月25日(月)となっています。先日の救命救急講習をふまえて、熱中症や落雷、水難事故や交通事故など夏に起こりやすい身のまわりの危険には十分に注意して、健康で有意義な、かけがえのない夏にしてほしいと思います。

学校行事
7月17日(木)4時限、生徒総会・生徒会選挙が開催されました。議題は、令和6年度決算報告および令和7年度予算案承認、そして候補者演説および投票といった内容です。立候補者全員、立候補理由・学校を良くするための自分なりの課題分析・公約等をとても分かりやすくスライドにまとめて、聴衆に選挙演説をしていました。真剣に配付された資料に目を通したり、質問をしたり、積極的に参加している姿が見られました。今回も引き続き1人1台使用しているクロムブック(chromebook)を活用して投票がおこなわれ、円滑に議事が進行されました。
本校の生徒会は、学校の課題を分析して教員のサポートのもと、新しい取り組みに「自主・自立」の精神を発揮して挑戦することができます。たとえば、令和5年度は近隣の企業等のご協力を生徒会執行部が得て大規模なクリスマスイベントを実施し、部活動や有志生徒による演奏や発表、ゲームによる交流を実施しました。令和6年度は大阪府下の9校を集めて「大阪南ハイスクールフェス2024」を開催しました。国立、私立、公立の9校が参加し、各校の軽音楽部・吹奏楽部・ダンス部による演目発表のほか、参加者による交流アクティビティを実施しました。
このように、異学年・他校、企業・行政機関等地域の方々との連携・協働・ネットワークの構築によって、積極的に社会参画をおこない、幅広い生徒会活動を力強く展開してきました。生徒会選挙、そして生徒会の組織作り・活動の計画および運営・自治には、民主主義の理念のもと、対話を通して合意形成を図ったり、意思決定したりすることが極めて重要となってきます。公民的分野・現代文等で学習した「民主主義」の在り方を自らが実践し、何かを成し遂げるためのプロセスを大切にしてほしいと考えています。この経験が、卒業後の将来につながり、やがて社会全体とかかわることとなります。生徒会役員以外の皆さんも、社会を形成する「主権者」として、生徒会活動への主体的かつ積極的な参画を期待します。

課題研究
7月14日(月)午後、1年生希望者がUCC上島珈琲株式会社による「UCCグループ SDGsオンラインセミナー」を受講しました。
本校は、国内外の大学・企業・国際機関等が協働し、テーマを通じた高校生国際会議の開催等、高校生へ高度な学びを提供するネットワークの形成を目指す取り組みを進めています。本セミナーでは、コーヒー産業の課題やサステナビリティ活動など、大変多岐にわたるトピックを具体的にレクチャーいただき、生徒たちも教職員も勉強になりました。栽培から1杯のコーヒーに至るまで、「ひと粒」のコーヒー豆がさまざまなグローバルな社会課題と関連づいていることを実感し、課題研究を大きく前進することができる機会となりました。
お忙しいなか、貴重な学習の機会を提供いただきました、UCC上島珈琲株式会社の皆さまに心より感謝申しあげます。

学校行事
7月15日(火)、東大阪市立総合体育館(東大阪アリーナ)・大アリーナをお借りして、夏季球技大会を開催しました。今年は、熱中症対策を万全にするために、冷房や全体を見渡すことができる応援席など設備が充実した屋内体育館での実施となりました(温度計・湿度計でも終日「快適温度・湿度」に保たれていました)。全学年のクラス対抗・ポイント制でドッヂボールを行い、競技・応援などで盛り上がることができました。
大会は、体育委員が計画から実施まですべての主体となり、特に2年生は昨年度行った冬季球技大会での教訓をもとに運営の中心を担いました。種目の進行・審判に加えて、本部、用具・集計・記録・救護・片付け・美化・開会式や閉会式・表彰伝達等の役割をそれぞれ生徒が分担してとても円滑に運営することができました。2学期は体育祭が行われますが、今回の経験をさらに充実・発展させて、さまざまな学年・委員会・教職員と協働によって準備を進めていきます。本校では、小規模のため、ひとつの行事でもいくつもの役割を果たして、多くの経験を積んでいきます。多様な小さな成功体験を積み重ねて、大きな自信につなげてほしいと考えています。
クラス単位では、担任の先生や球技に詳しい生徒が中心となって作戦を練り、試合ごとにふり返ってフィードバックをする等、課題分析・戦略をたてる姿が随所で見ることができました。自分のクラスを全力で応援したり、励ましたり、集合写真をとったりすることで、夏休み前にクラスの団結を強め、さらに学年をこえて親睦を深める良い機会にもなりました。今回の経験をぜひ2学期にいかしてほしいと思います。
